みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。
先日、新しくお越しくださった方とのセッション内容を少しご紹介します。 今回のケースでは、肩の動かしづらさや痛み、違和感が主なご相談内容でした。日常生活の中で、服を着るときや腕を後ろに回す動作に難しさを感じているとお話しされていました。このような肩まわりの違和感は、年齢や姿勢、日常の使い方のクセなどさまざまな要素が積み重なって生じやすいテーマです。トレーナーとして、身体の状態を丁寧に伺いながら、その時その方に合った動きのサポートを行っています。 肩まわりの状態:どこが硬くなるのか? 肩は非常に可動域が広い反面、負担がかかりやすい関節です。今回お体を拝見する中で、特に以下のような部位に負担がかかっている印象がありました。
今回取り入れたアプローチ:拡散型圧力波の活用今回はサポートの一環として、拡散型圧力波のケア機器(ショックマスター)を使用しました。 これは、空気圧によって振動刺激を筋膜や筋肉に伝えていくツールです。 主にターゲットとしたのは、外旋や後方動作に関係の深い小円筋・棘上筋のあたり。振動刺激によって、筋肉や筋膜の滑走性がサポートされ、筋のこわばり感が和らぎやすくなることがあります。 ※ ここで行っているのは「治療行為」ではなく、「動きやすさを引き出すためのリカバリーサポート」という位置づけです。 (ちなみに..必要に応じて、医療機関との連携や専門家のご紹介も行っておりますので、ご安心ください。) 動きのリセットとしての動的ストレッチ 圧力波によるアプローチの後は、動的ストレッチ(リズム良く動かしながら伸ばす方法)を実施しました。 理由は、静的に強く伸ばすストレッチよりも「自分の感覚で動きながら伸ばす方が身体が自然に調整しやすい」からです。これにより、可動域が少しずつ安定して広がっていく感覚を得られる方が多いです。 無理に引っ張らず、自分の身体に問いかけながら動いていくプロセスは、心理的な安心感や身体への信頼感を育む意味でも大切にしています。 最後に、お一人お一人の「違和感」や「気になり方」は、同じ部位でも本当に様々です。だからこそ、日々のセッションでは、マニュアル的ではなく「今、その方に必要なアプローチ」を探しながら丁寧にサポートしています。 このようなプロセスを経て、身体が少しでも楽になっていく様子を共に味わえるのは、私にとっても大きな喜びです。 もし肩まわりを始め、首、腰、膝などでお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。 Navigate 早田 |
Author Wataru Soda Archives
7月 2025
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