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みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。
新しい年が始まりました。毎年、このタイミングになると、今年はどんな身体でいたいだろうか?どんな気持ちを大切にしてみたいかな?と身体と心と人生の向かっていく先について考えることがあります。 さて、そんな中で最近ずっと頭に出てくるのが、科学的根拠(Evidence Based Medicine: EBM)、そして、Narrative Based Medicine(NBM)=人は”物語を生きる存在”だという視点です。 お役に立つかはわかりませんが、どなたかの新しい一年の身体づくりのヒントになるように、今日はその話を書いてみたいと思います。 トレーニングの世界には、「科学的根拠に基づいたアプローチ」という考え方があります。科学は、「今のところ、もっとも確からしい」と考えられる方向を示してくれます。ただし、それは”永遠の真理”ではありません。 昔のストレッチでこんなことがありました。「反動は禁止。静かに止めて伸ばしのが正しい」と。ところが研究が進み、目的・状況・時間・実施する人によっては、動きを使ったストレッチの方が適している場合もあると考えれるようになりました。科学が揺らいだというわけではなく、世界の(ストレッチの)解像度が上がっただけ。 だから、科学は変わるから信用ならん!!ではなく、変われるからこそ、誠実なんだと思います。 では、以前それを信じてやっていた人の時間は無駄だったのか? 昔のルールを信じて、一生懸命ストレッチを続けていた人たちがいるとします。その人たちの努力は無駄でしょうか?私は絶対にそうは思いません。そこには、自分の身体と向き合おうとした意思、よりよくなろうとした気持ち、継続する力、自分への信頼、人生の物語がたしかにそこに積み重ねられた時間、などが確かにあったと思います。何より私が、今思えば「とんちんかんな」トレーニングをしていました(笑)でも、それらはすべてデータで測れない大切な思い出であり、誇らしい価値です。 NBM ― 人はデータ(だけ)ではなく、物語を生きる存在 EBMと並ぶもうひとつの概念ががNBM(Narrative Based Medicine)です。 もともとNBMは医療の世界で生まれた概念ですが、私が受け取っているのは医療技法としてNBMというわけではありません。 「人を”データ”ではなく”物語”として見る」という視点そのもの。です。そして、抱えている課題/目指している方向性に対して、”全人的に関わろうとする在り方”だと思っています。 人はただ、筋肉や骨、皮膚や臓器の集合体ではありません。どんな人生を歩んできたか、何を抱え、何を望んでいるか。 私たちはみんな、物語を生きる存在です。 だから、身体に関わるときには、科学だけではなく、その人の”人生ごと”大切にしたい。これが私にとってのNBMの手触り感です。 科学は「いま信頼できる地図」を示してくれます。でも、その地図を手にしてどこへ向かって生きるかを選ぶのは、私たちです。体づくりは筋肉や数字だけの話ではなく、どんな自分として生きていきたいか、という人生の方向とつながっています。 EBMは地図。NBMは旅人の物語。 地図をみるとそこへ行ってみたい気持ちが湧いてきて、旅人は物語を想像できます。 だからNavigateでは、科学(EBM)の知とその人の物語(NBM)の両方を大切にしながら、この人はどんな未来へ向かいたいのか?まで含めた関わりを続けていきたいと思っています。 ― スタジオの外、府内五番街には雪がちらついてきました。 今年は外構にたくさんの緑をおきたいなぁと思いつつ.. これから街中で初売りが開催されるようです。みんなが動いてきました(わくわく) 今年もどうぞよろしくお願いします。 Navigate 早田 |
Author Wataru Soda Archives
1月 2026
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