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鎌倉での4日間が教えてくれた『安心感の本質』 ~ウェルネススタジオの新たな視点~

11/19/2024

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「ウーム・サラウンド」プロセスワークショップとの出会い
私が「ウーム・サラウンド」プロセスワークショップに参加することになったのは、これまでの「トレーニングジム」の形態から、これからは「ウェルネススタジオ」として空間を再構築していこうと決断したことがきっかけでした。
ウェルネスという言葉は、ともすれば漠然とした表現として受け止められるかもしれません。それはあまり、具体的なカタチを持ちにくい概念だからです。しかし同時に、場づくりにおいて重要なのは「目に見えないもの」だと気がつき始めました。
つまり、提供している具体的なサービスを磨くだけでなく、提供している「人・場・空間」そのものを磨く必要があるのではないか、と考えたのです。
(早々にも余談ですが、関連する話として私が現在習熟に努めている分野でも、「何をするか」よりも「どうあるか」が、関係や場において、より良い共鳴を生むと言われています)
​こうして私は、ウェルネス空間として「真に安心できる場」とは何かを模索することになりました。
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会場となった鎌倉のリトリート施設で4日間を過ごす
静かでパワフルなレイのワークショップ
​そもそも、このワークショップは、1992年にレイ・カステリーノ氏が開発した小グループ形式のプロセスで、出生前や出産、幼少期に受けた心身の影響を探る機会を提供しています。
私たちは通常、2歳未満の記憶は忘れ去られたものと認識しがちですが、レイ氏はアメリカで助産師として働く中で、「本当にそうなのか?」と疑問を持ち、ここを探求していくことになったのです。結果、2歳未満であったとしても、お腹の中にいた時でさえも、様々な影響を受けていることが明らかになってきたのです。
さて、ウェルネススタジオやトレーニングを提供する場としては何ら関係のないワークであるかのように思われるかもしれません。ですが、このワークショップを主催する知人の後押しもあり、「安心安全が必要とされる究極の場」を体感したいと思いました。
体験を通じて見えた「安心」の感覚
講師1人(韓国生まれ、アメリカ在住)、ファシリテーター1人、通訳一人、参加者4人の計7人で行われるこのワークショップでは、一人ひとりが自分のペースで幼少期の無意識のパターンや、これからの人生の意図を探求していきます。その意図は、幼少期のトラウマ(無意識を含めたもの)を癒し、現在の行動や人間関係に新たな選択肢をもたらすことです。
そこで私が体感したのは、タイトル通りまさに「子宮で包まれる」ような、穏やかで安らかな空気感でした。それは、最初は麻のように粗かった人と人とのつながりが、徐々に綿になり、最終的にはシルクになるようなものでした。とても滑らかで居心地の良いいつまでもそこに居たくなるような静けさをともなったもので、呼吸が深く吸えて、体の重心が下に下にと落ち着いていくような感覚です。
​ここで、このワークショップで学んだ「8つの原則」をご紹介します。これらは、人と人が健康的な関係を築くための基盤です。詳細はレイ・カステリーノ氏の公式HPでご覧いただけますが、ここでは私の体験を踏まえた解釈も交えて記述します。
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リードファシリテーターのクリスティン・シプリーと最終日に
-8つの原則-
1. WELCOME(歓迎)
私たちは、みんなをかけがえのない存在として歓迎します。身体的な特徴や感情、思考のすべてを含め、そのままの「あなた」を受け入れます。

2. MUTUAL SUPPORT AND COOPERATION(相互サポートと協力)
競争や押し付けではなく、お互いを尊重し、励まし合う関係性を大切にします。ここでは一切の比較などは必要ありません。

3. CHOICE(選択の自由)
一人ひとりが自身の体験を感じ取り、選択肢を尊重するペースで進めることを推奨します。「いいえ」「まだわからない」という選択肢も受け入れることで、お互いの心にスペースが広がっていきます。

4. SELF REGULATION – THE PAUSE(自己調整:間を取る)
体験を一つひとつ統合するために必要な「間」を大切にします。心の中でのざわつきやその過程が落ち着くまで、共に居て、見届けることを大事にします。波が立った時と、波が最後まで引くことを見守るように。

5. SELF CARE(セルフケア)
自己のケアは個人やグループの全体的な健康を支える重要な柱です。自己犠牲的にその場を振る舞うことは真の変容を遂げる際の障害ともなりかね無いのです。誰かのセルフケアが、他の誰かのケアにも繋がります。

6. BRIEF FREQUENT EYE CONTACT(短い頻繁なアイコンタクト)
アイコンタクトを通じて、協力と相互理解を深めます。言葉としての言語ではなく、存在としての言語がこのアイコンタクトには宿ります。

7. TOUCH AND ATTENTION(タッチと注意)
注意深く、選択肢を尊重しながら触れることを心がけます。触れることや触れられることを許可を求めたり、断ることはお互いの境界線を尊重し、大事にしているという意識の表れです。

8. CONFIDENTIALITY(秘密保持)
お互いの体験や話を尊重し、必要に応じて許可を得て共有します。どんな些細なことでも、それはその個人にとってとても大事な秘めたものであったかもしれません。
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食事もみんなと共に
安心感がもたらす「真剣に生きる」基盤
文字で読むと「当たり前」と感じられる部分もあるかもしれません。しかし、体験とは、頭で理解するだけではなく「体で経験するもの」だと気づかされました。
これまで「安心・安全」という言葉にやや懐疑的だった私も、このワークショップを通じてその重要性を再発見しました。安心は理想論ではなく、再現可能で、現代で見失われつつある人間の本質的な可能性そのものだったのです。そこから派生して感じ取った最重要ポイントは、私たちが真剣に生きるためには「心の余白」が不可欠だということに気づいた点です。

ここでいう「真剣」は、「人が自分の内なる声に耳を傾け、素直に語り、考え、選び取ることができる状態」を指します。さらに「安心」があるからこそ、人は自分のペースを尊重できます。また、心から「守られている」と感じられる空間があることで、ようやく自分自身と向き合い、他者と本質的な対話をする余裕を持つことができるのです。
この「安心」という土壌は、人間のウェルビーイングを育む基盤そのものであることに気づきました。安心とは、ただ心地よいだけの状態ではなく、挑戦の起点であり、共感を深める酸素のようなものであり、変容を促す触媒でもあります。それは、私たち一人ひとりが互いに築き上げていくものでもあるのです。

みなさんも感じているように、「真剣に生きる」ということは、とても難しいことです。それには、自分を守る殻を脱ぎ捨て、素直でいられる「安心」という基盤が不可欠です。この気づきは、私の人生観だけでなく、ウェルネススタジオの在り方そのものにとっても、大切な示唆を与えてくれました。

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​

ここまで、熱が入りすぎたのかとても長くなってしまいました。
さて、ここで学んだことが、これからのスタジオ運営に具体的な影響がでるのはまだ先かもしれません。ですが、スタジオ内外で関わる皆さんとの交歓の中で、きっとなにか変わっていくのだろうなという予感がしています。それまでの過程もお一人おひとりとの対話によってゆっくりゆっくり歩めていければと思います。
​
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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    Author

     Wataru Soda
    Physical Trainer
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