|
みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。 今日はトレーニングや日常の行動を「続ける力」に変えてくれる”4つのレイヤー(層)”についてお話しします。そのレイヤーとは「手段・目標・目的・意図」。 この4つのレイヤーが明確になると、行動へのエネルギーが"漏れなく"整いますし、今これができていなかったとしても、これから頭の中にこの発想が根付いていくと、常に気持ちも体もモチベートされた状態で運動が継続していけることになります。 ではここで、スクワットという例を挙げて、ここに込める意味を4つの段階で立体的に設計してみましょう。 1. フォーカスベクトルとは? 私たちが何かを「やり続けたい」と思ったとき、背中を押してくれるのは”理由”です。さらに言えば”意味”です。フォーカスベクトルとは、その理由を4層構造で整えた”思考の縦軸”です。ピラミッドや地層のように4層構造になっているということですね。
この縦軸が揃うと、行動エネルギーが途切れにくくなります。 2. レイヤーを一つずつ見てみよう ♦︎手段 | やり方の道具箱 一言で言えば: どのツールや方法を使う? スクワット例: 足幅、深さ、回数、負荷、補助のバンドを使うなど、すべて「道具箱」から取り出す選択肢。 チェック質問: 「今の自分のやり方はどれ?」 これは状況によって、道具を入れ替えるように自由に選んでいいものですね。 ♦︎目標 | 道中の”道標” 一言で言えば: どこまでいく?いつまでに? スクワット例: 「週2回×8週間続ける」「10回×3セットできるように」「しゃがみ深さを膝下まで」。 チェック質問: 「カレンダーに書ける?数字で言える?」 ここでのポイントは、短いゴールと長いゴールと2つ用意しておくといいですね。小さく区切ると”できた!”が増えて楽しいですよ。 ♦︎目的 | 人生を描く”地図” 一言で言えば: それができると、どんな生活が広がる? スクワット例:「旅先で重い荷物も平気」「階段で息切れしない」「仕事を力強く続けることができる」 チェック質問: 「スクワットができることで“誰と・どこで・何ができる”?それはどんな気持ちになれる?」 その目的地に到着した時に、感情的に満たされると思える目的がGOODですね。 ♦︎意図 | 身体の奥にある”光” 一言で言えば: 私はどんな在り方を大事にしたい? スクワット例: 「自分の好奇心に身体が追いつく人生でいたい」「自立して動ける自由を守り、自分なりのプライドを持っていきたい」。 チェック質問: 「この行動は、私が大切にしたい生き方とつながっているかな?」 この意図は、見つからなくても気に悩む必要はありません。この意図がなかったとしても、その続いている行動があればそれはおそらくすでにもうあるのです。無理に言葉にする必要もない上に、その時は”無意図”でもOK。手段・目標・目的が揃ってくると、自然と立ち上がってくる意図こそ価値がある場合も。 3. 実践ワーク:あなたのフォーカスベクトルを描いてみよう ✦ 紙に縦線を引くだけ 上から順に、以下の4つのレイヤーを書き出します: 【意図(Intention)】 【目的(Purpose)】 【目標(Goal)】 【手段(Means)】 すぐに書けなくても大丈夫!迷った方は次のヒントを参考にしてみてくださいね。 4. ヒント:迷ったら「なぜ?」を3回くり返す
たとえば…
さて、いかがでしたでしょうか?このワークは実際にNavigateで採用している方法で、この縦のラインが光の線のように透き通って真っ直ぐにのびると、私たちは内側から溢れる想いを燃料に動き出せることができます。自分の価値観と運動を結びつけて行うことは、多くの人にとって新鮮に受け止めてもらえるようです。 みなさんも、子供のように”なぜなぜ問答”を繰り返して、自分が運動する理由の根っこを見つけてみてはいかがでしょうか?なぜなぜの果てに、意図を見つけ、そこに明確に名前を与え、意識化すると、私たちのエネルギーは力強くまとまりあるものになることがあります。 そして、それらは”誰かと共有する"ことでより勇気づけられながら共鳴し合えます♪ それでは、今日も素敵な一日を! Navigate 早田 |
Author Wataru Soda Archives
10月 2025
カテゴリ
All
早田個人のブログはこちら
|