みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。 今朝も寒かったですね〜。 講習会やセミナーでお会いするトレーナーやセラピストの仲間たちから、九州はあったかいでしょ〜?とよく聞かれることがあります。 ここナビゲートが位置するスタジオは九州/大分県にありますが、九州といっても冬はさすがに冷え込むことも多く、先週は少し雪もちらついたほどです。今朝も最低気温は1度となっており、南国のイメージとは裏腹にその寒さが想像できるかと思います。 さて今回は、そんな寒さが続く中、なかなか疲労が抜けない、回復した気がしない、眠気が続く..などという"冬"特有の症状をどうやって戦略的に抜け出していくか!そんなお話をしてみたいと思います。 まずは(英語表記となりますが)こちらをご覧ください。 これはリカバリーピラミッドと呼ばれる、心身の回復にはどんな要素が大切かということをわかりやすくまとめてくれている図です。 さっそく中身についてみていきましょう。 ピラミッドとなっているので、その最も下段にあるものが私たちにコンディショニング作りにおいて重要となるものです。その最下段は「睡眠」です。そして二段目が「栄養と水分補給」。三段目に「交代浴」とあります。これは、暖かいお湯と冷たい水を交互に浴びることによって、回復を促す手法です。 その後に続くものは同列として「圧迫法/アクティブレスト/ストレッチング」となります。圧迫法とは筋肉を締め付けるような行為であり、例えばタイツを履くといったことなども挙げられます。アクティブレストはただ横になって寝るのではなく、少し軽いジョギングや体操をしたりしてその後にとる休養(睡眠など)を効果的に行う手法です。ストレッチングはもうお馴染みの筋肉を伸ばすものですね。 さて、その後に「マッサージ」がきます。よく、マッサージを行ってもその時は疲れが抜けたように感じるんだけど、それからまたすぐにいつもの調子に戻ってしまうんですよね。という話を聞くことがありますが、この図を見るようにその重要度合いでいえば少し軽いものとなっています。しかし、だからといって軽視するわけではなく、他の要素が十分に整っているのにまだ疲れが抜けない場合はとても効果的な行いとなります! 上から二番目にい位置するMinimal Evidenceは、「仮説段階の理論」にとどまるものを指します。効果的と言われているけれど、まだその根拠の"数"が限定的である。というものです。その中に、"クライオチャンバー"と呼ばれるものがあります。これは、液体窒素や冷却システムによってキンキンに冷えた部屋/箱の中に入って疲労を取り除くというものです。今徐々に流行りつつありますが、これからさらに広がるにはその根拠の数が必要ですね。他にも、「EMS」は微弱な電気によってぶるぶると震える装置を身体の部位にあてるものです。これもちょっと限定的ですね。 一番上のFads(ファッズ)とは一時的に流行するものや現象を指します。 食文化のところで言えば、タピオカブームみたいなものでしょうか、あるいは、一瞬で消えた、音声型SNSのクラブハウスなどなど。その時の流行のようなものですね。最も信頼できないものです。 いかがでしたでしょうか? この出典元のNSCA(National Strength and Conditioning Association)は、スポーツパフォーマンスの向上や健康促進を目指す専門家を支援する、世界的に権威ある非営利団体ですが、これを見ると自分自身のコンディショニング作りにおいて、どこに比重をおけばいいかが一目瞭然ではないでしょうか? 新しい健康小物?を買ってみたり、何か特定の食品に飛びついたりするのではなく、睡眠が一番大事ですとか、栄養バランスが大事だよね。ということをもう一度見つめ直していただくきっかけになってもらえればと思います。 Navigate 早田 現在、Navigateでは4つのレベル別のグループレッスンを開催しています。
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Author Wataru Soda Archives
1月 2025
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