このイベント自体はNavigate代表 早田が監修した動画コンテンツ「身体とウェルビーイング」のリリース記念セミナーではあったのですが、この動画コンテンツの内容というよりも、身体がビジネスパーソンにとってどのように重要なのかという点を探索していく時間となりました。
豪華すぎる登壇者の皆さま 今回、ご一緒させていただいたのは ・知性発達学者: 加藤洋平さん ・株式会社チームボックス代表取締役: 中竹竜二さん ・株式会社アントレプレナーファクトリー代表: 嶋内秀之さん 錚々たるメンバーにセミナー前から心臓を3個使い果たすくらい緊張していましたが、みなさんが場を和ませてくださったおかげで私もその時間を楽しむことができました。 中竹竜二さんの“究極のフィジカルトレーニング” 中竹さんからは、日々実践されている洗練されたストレングストレーニングメニューをご紹介いただきました。 さすが、日本オリンピック委員会のサービスマネージャーとして、全競技の指導者育成を担っている方。徹底された日々の鍛錬には圧倒されました。 そのトレーニングメニューは、高強度インターバルトレーニング(HIIT)を中心に構成されており、まさに“究極”。とはいえ、中竹さんは「最初の一歩として、たった一回でもいいから、毎日続けること」を勧められており、視聴者にとって非常に勇気づけられる言葉だったと思います。 トレーニングの鍵は「目的」にある そして何より、大事だと感じた点は、そのトレーニングを行う”目的”をはっきりとすることでした。 どう考えても中竹さんの日々の業務は激務中の激務。激務の中で心身を保ち、前進し続けるために、身体は“整っている”だけでなく、“進化している”必要がある。今でもフリーウェイの重量を更新しているとは….ぐうぅう流石すぎます。その姿勢に、私も深く心を打たれました。 情報の海を泳ぎきるには また、繰り返しの話にはなりますが、トレーニングやコンディショニングに関する情報は海のように膨大です。だからこそ、それらをどう扱うかは”目的次第”。大量で多様なデータから”判断”できるのはその目的への意識の熱量にあるのだと感じました(中竹さんの著書の中にもそれと近しい表現がなされていました)。そもそも、オリンピックの中枢にいる方です。日本のみならず世界中から膨大な(しかも最先端)情報に触れている人が行き着いているメニュー..これはもう理論と実践の極みでしょう。 加藤洋平さんの“修行としての身体” 現在オランダのフローニンゲンで”量子唯識観念論”を研究されている”実務家”兼”学者”である加藤洋平さんも、並々ならぬトレーニングメニューをこなされている方です。日々の身体のコンディショニングだけではなく、もう何年もジムに通っては黙々とワークアウトに励んでいらっしゃる様子を知っています。さらに、毎日毎日毎日、書と向き合い、自らの言葉に代謝し直して文字を紡ぎ出し、論文を読んではまたまとめ直すという僧侶のようなハードワークをされている方。そんな方が身体の重要性を同じ目線に降りてきて語ってくださったことはとても嬉しく、同時に心強い存在でした。 サウナで見た“哲学者ブルース・リー” ちょっと余談ですが、私も縁あってオランダに赴いた際、加藤さんと一緒にサウナに入ったのですが、その肉体は哲学者ブルースリーのように肉肉しい張り感と削ぎ落とされた身体で思わず目を見開きました。学者ってこんなに身体鍛えるんだっけ??と本当に時間が止まったことを記憶しています。 普段のトレーニング内容も多少は承知の上なのですが、この方は研究だけではなく身体の鍛錬まで余念がないのかと脱帽しました。さらに、食実践においても規律と節制のど真ん中に生きておられ、修行されているんだなとこれまた圧巻されました。 そんな方がみずからのワークアウトは一切話さず、場をファシリテートしてくださったことも、終わってみて改めて考えると大変ご配慮をしていただいたのだと感謝の念が湧いてきました。 あのまま、トレーニングメニューだけで盛り上がり続けたら、これまで運動をあまり縁がなかった視聴者の方を置いてけぼりにしてしまいそうでしたから..。 自分に火がついた瞬間 さて…そんな仕事に、身体に日々の実践において”無双”されている方々との時間、最高にエキサイティングでした。私自身が最も触発されたことは、やはり、より強くなりたいということです。 最後の最後に子供のような発言ですが(笑)鍛えることの楽しさ、肉体を持っている幸福感、そんなことを意図せず思い出させてくれる経験でした。 Body-Mind Readingへの関心の高まり 最後の最後に話をさせてもらったBody-Mind Readingについては、会の後も何人もの方からその連絡をいただけたことは最高に嬉しく思っています。これからお一人ずつお返事をさせていただきます。 感謝をこめて 最後に、ご登壇いただきましたお三方、そして、サポートに徹してくださったアントレプレナーファクトリーの皆さん、そして、貴重な時間を捻出して会にご参加いただいた皆様、心からありがとうございました。 またどこかでお会いできることを楽しみにしています。 株式会社ナインウェーブズ スタジオナビゲート代表 早田 航 |
Author Wataru Soda Archives
7月 2025
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