みなさんこんにちは。ナビゲートの早田です。
10月末に綴っているこのブログですが、今朝自宅を出てみると、「お、今日は秋を感じるなぁ~」となんとなくその気配を感じていました。すると、すぐそばには金木犀があり、「なるほど」と合点がいったわけです。少し前までは銀杏の香りが漂っていたのに、季節はもう移ろいでいるのですね。 毎月、毎日、毎時、毎分、粛々とその時を待ち、時期が来たらその役目を果たす自然のあり方には、考えさせられることが多々あります。いずれにせよ、金木犀の香りがふわっとこちらに届いた時には、ゆっくりと深呼吸をしたくなりますね〜。 さて、先週ようやく私自身の肩書きが定まりました。「定まった」とはいえ、移ろいゆくものですから「暫定的に」という言い方がよいかもしれませんが、ひとまず12年間の干支が一巡するくらいはこれでいこうと思えた肩書きを据えることができたのです。それは「ウェルネスファシリテーター」という新しい肩書きです。ウェルネスをサポートし、応援し、支援するというニュアンスが込められていますが、この「ウェルネス」とはそもそも「人々の人生の輝き」を意味しています。 これまでは当然のことながら「パーソナルトレーナー」という肩書きをつけていました。パーソナルトレーニングを提供する者として、2013年7月にスタジオをOPENしてから今日まで11年と5か月が経つ中で、「筋トレやストレッチを通して私は一体何をしたいのか?どうなっていきたいのか?何を提供できているのか、また提供していきたいのか?」と悶々と考えてきました。 徐々にですが、良い意味で、フィジカルに的を絞りすぎている自分に葛藤が生まれてきました。その葛藤とは、私がこの生を受けている期間、他者との出会いの中で成し遂げたいことは、それぞれの「人生が健やかで輝くひとときとしたい」という想いです。それにはきっと、筋トレやストレッチだけにとどまらない「在り方」も必要だと思えてきたのです。 フィジカルのウェルネス、メンタルのウェルネス、コミュニティのウェルネス、個人の成長のウェルネス、家族のウェルネス……さらに言えば、キャリアのウェルネス、ファイナンスのウェルネス、関係性のウェルネス……など、人が輝き、幸福だと感じられるときには、何か一つの“健康”状態を手に入れるだけでは不十分であることに気付かされました。 これまで自分は、数あるウェルネスのうちフィジカルに特化してきたわけですが、今後は自分の興味関心に衝き動かされながら、私にできるウェルネスの提供にも幅を持たせていきたいと思っています。そのためには、私一人では提供できるウェルネスには限界がありますが、私にできないことは、知り合いや他の誰かの協力を仰げばよいとも考えています。それをファシリテート(促進)することで、ウェルネスの幅が広がるはずだと思うのです。 とはいえ、自分の好奇心とその興味関心の源泉は間違いなく、目の前の重要な他者の存在です。それプラス自分の興味関心ごとの追求です。これは綺麗事としてそう表現したいのではなく、幼少期から人を驚かせたり、喜ばさせたりするこに快感を得てきた性分というのが関係しているのかもしれません。(そもそも、自分に関心がないことは、いくら人に喜んでもらえそうなことでもさすがに頑張り続けることはできませんからね..) そんなこんなで、エネルギーの源泉は、これまで出会ってきた方々であり、現在時間を共にしている方々、これから接点を持つかもしれない誰かの存在であります。 そうやって自然と自分の領域と好奇心が移ろいゆくなかで、その時々の輝きを持つウェルネスなひとときをともにできることが私の願いです。目指すところは、究極的には全人格的なWellbeing=ウェルビーイングということになります。そんな豊かな時間を共にしたいと、気持ちを新たにする2024年10月末でした。 そういうことで、新しい肩書きの「ウェルネスファシリテーター早田」をどうぞよろしくお願いいたします! お役に立てる情報ではなかったかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。 Navigate 早田 みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。
今回はもしかすると、いや確実に?飛躍したお話をしてしまうかもしれませんのでご容赦ください。 テーマとしては、時代に即したフィットネスを再考したいというものです。 それではいきますね♪ フィットネスという言葉の語源は「fit」という言葉に由来しています。fitは「適している」「ふさわしい」という意味を持ちますが、何に対してフィットしているのかを考えてみると、これからの新しいフィットネスの在り方が見えてきたように感じました。今回はそれについてお話ししてみたいと思います。 さて、フィットという言葉を考えると、まずはその「対象」を思い浮かべませんか?つまり、「何に対して」フィットしているのか、ということです。私はまず第一に、「個人」にフィットしたフィットネスとしてのあり方を考えます。つまり、個々人がそれぞれに千差万別のカラダとココロを持つように、一人ひとりが自分にぴったりとくる体に合わせておけば良いという考え方です。 それでは次に、今述べたような個人中心から少し飛躍して「人間中心・時代中心」にフィットするとは、どのような世界が見えるのか考えてみたいと思います。そのためには、今、私たちが生きている時代を比べて考えることで、なんとなく全貌が見えてくるかもしれません。 -ここから話がジャンプします- 私たちが今生きている時代は資本主義の時代です。これを、お金を貯める、資本を蓄えるという観点から身体や筋肉にも当てはめると、これまでの時代は、筋肉を「蓄積する」ことに重心を置いてきたと言えます。資本主義での「蓄財」や「所有」を象徴しているともいえます。 しかし、時代が変わると、特に冥王星が水瓶座に入る時代(特に2024年の11月から)を考慮すると、以下のような流れが予測できるのではないでしょうか? 急に突飛推しもなく、天体の動きを持ち出しましたが、あくあまでも切り口の一つです(笑)
というわけで、フィットネスの「フィット」について考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?あまりにも青写真すぎる展開に驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。特に星の動きを持ち出したときには(笑) 私も普段は天体について何にも考えを巡らせる方ではないのですが、たまたま耳にした星の流れや時代の潮流と、私自身がこれから目指していきたいフィットネスの方向性が重なる部分があったので引き合いに出させてもらいました。 人も変わるし時代も変わりますよね。 余談ですが、私自身が筋肉との向き合い方が変わってきているなあとしみじみ思うのです。 高校時代の「筋トレ中心・競技中心」から大学生の「ムキムキマッチョを目指す(おそらくほぼ誰もが通る..)」時代へと移り、トレーナー活動が始まってきたころには「健康(数値で見る狭義の意味)」へと移行し、ここ数年は「人間中心」「社会中心」へと意識の視線が緩やかに流れているような気がします。そして今では”時代に即したフィットネス”へと移ろいできました。 これも全て、私を取り巻く人たちにもっと貢献できたら楽しいだろうな!という好奇心が原動力です。そのように自分の知識も肉体も、まずはこのスタジオNavigateでシェアできるように溶かしていこうと思います。 今日もこの文字だらけの長い旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。 Navigate 早田 前半では6つのメソッドが出来上がってきた背景についてお話をさせていただきました。それも「結果が出る」にはどうすればよいか。クライアントがトレーナーと時間をともにする以外の場(自宅や職場など)で自身の運動を継続的に、さらには意図を持って運動をしていくにはどういった提案方法がいいのかを模索してきた結果、それらがおおよそ6つにおさまってきたということです。
ここからは具体的な中身について見ていきたいと思います。 全体を通して言えることは、現状の固まりやこわばり、さらには過緊張状態を、ゆるんでほぐして、程よく脱力できた上で、丁寧に動いて上質な筋肉を身につけていきましょうというフローになっています。 ゆるめる そもそも、私たちの体は(心も)緊張状態にある方がほとんどです。過緊張社会ともいえるこの世の中で、心身が程よく緩んでいる方の方が稀なくらいです。だからリラックスが大事なのですが、「力を抜いて」と言われて意識ひとつですぐに抜けるほど、簡単にできることではありません。この「ゆるめる」は、ストレッチポールを用いて、肩甲骨と股関節を中心に脱力を覚えます。どんな上級者でもこのSTEPは外せないほどにNavigateでも全員に行ってもらっています。 ほぐす 筋肉の”緊張スイッチ”がONから、上記「1. ゆるめる」を通してOFFになったところで、筋肉をほぐすチャンスが訪れます。ここでもストレッチポール、タイガーテール、トリガーポイントボール、ピンクボール(Navigate考案)を通して全身をほぐしていきます。この「ほぐす」の下準備を整えることが、この後の「3. のばす」の効果を増大させます。 のばす のばしたい筋肉が温まり、すでにほぐれているところで、今度は伸ばしていきます。冷え切った固まっている筋肉を無理に伸ばしてもその効果はイマイチで、どんな状態の筋肉を伸ばすかが、どんなフォームで伸ばすかよりも大切になります。そして、ストレッチはかける時間が何よりも重要であり、ひとポーズ20秒間で行います。この少し長めと感じる(かもしれない)時間で行うことによって、脳と筋肉で調和が図られ、柔軟性が定着していきます。 うごかす ここで行うことは、「動的ストレッチ」です。筋肉だけではなく、関節を意識して動かすことによって、関節部分にある関節包という箇所から潤滑油が産生されます。骨と骨の硬いもの同士を連結させる部位には”油”が必要です。筋肉の状態も整え、関節の状態も万全になったら、あとはいよいよ”鍛えるだけ”です。 きたえる ここまできたらもう8割以上が済んでいます。「済んでいる」というのは、体づくりのために必要なことをやり遂げているということを意味します。そのくらい、「鍛える=筋トレ」は最後の最後で行うことです。しかし、多くの人はいきなりここから着手してしまい、その結果に思い悩んだり、理想としていた体とはかけ離れたものになってしまうことがあります。想像していたよりもゴツゴツになってしまったり、変な筋肉がついてしまったりするのです。 だからこそ、基礎や下準備がここでも大切です。 やすむ 大切なコートや大事にしている靴でも、毎日使い込むよりも寝かせてあげる日が必要です。その方が長持ちしますし、良い状態が長続きしますよね。頑張ることが成果に繋がるだけとは限りません。私が資格を持つアリゾナを本拠地とするEXOSというスポーツ施設も「WORK + REST = SUCCESS」というくらい、鍛えることと休むことを合わせて成功と表現しています。 まとめ:心身の調和を目指して ここまで、「ゆるめる」「ほぐす」「のばす」「うごかす」「きたえる」「やすむ」という6つのステップについてご紹介しました。このフローを通じて、Navigateでは単に筋肉を鍛えるだけでなく、心と体の調和を目指しています。 多くの方が日々忙しい生活の中で、体が固まり、ストレスが蓄積されているのを感じているかもしれません。それを解消し、よりしなやかで強く、バランスの取れた体を手に入れるためには、この6つのステップが鍵になります。 重要なのは、急がず、丁寧に自分の体と向き合うことです。 結果を急ぐことなく、リラックスしながら進めていくことで、体は確実に応えてくれます(必ず結果が出ることがトレーニングを信頼できるところだと私は考えています)。 これまでトレーニングで思うような結果が出なかった方や、どうしても続けられなかった方も、ぜひこのアプローチを試してみてください。初心者の方から上級者の方まで、Navigateのメソッドはどなたにもフィットするように設計されています。 私が目指すのは、一時的な体の変化ではなく、長期的に心身が健やかに保たれるライフスタイルのサポートです。Navigateのトレーニングは、日常のあらゆる場面で役立つ体の使い方を身につけ、健康的で楽しい生活を送るためのお手伝いをします。 では…次のステップへ進んでみましょう。あなた自身の新たな可能性を見つけ、心身のバランスを整えながら、Navigateでのトレーニングを共に楽しんでいきませんか? みなさんこんにちは、Navigateの早田です。最近、グループレッスンやパーソナルトレーニングを通して、多くの新しいご縁に恵まれています。その中で、私自身、そしてNavigateが何をお伝えし、どのような価値を提供したいのかが、ますます明確になってきました。 専門用語を使わず、かといって言葉を砕きすぎない表現で、トレーニングや先人たちの知恵をどう伝えるべきかをずっと考えてきましたが、ようやくその形が見えてきた気がします。 そして、それらは6つにまとめることが出来るということがわかってきました。
さらにこれらは、体づくりの基礎を成し、初心者から上級者までが一貫してこのループに則っていけば、より目的的に意識の照準が定まり、効果性と意欲が増すのではないかと現場感+理論背景としても感じています。 ただ、私が現場と研究の橋渡しとしてこう表現したいだけであり(届くことを切にながってはいるものの)、これまでにも多くの研究機関では数多くの表現がなされてきたことは言うまでもありません。しかしながら、より目の前の一人の生身の人間にどうやったら伝わるのか、響くのか、共鳴が起こるのかはまた別の話であるとも痛感していたのです。 以前、私が師と仰ぐ人も、「教科書で学んだことよりも目の前のクライアントから学んだことの方が遥かに多い」と言っていました。教科書に載っていることをそのまま見て成果が出るのであれば、世の中の健康を求める人はほとんどの人が健康を手にしているはずです。 しかし、その理想像からは幾分キョリがあるのであれば、そのキョリを埋めるには創造的に”表現”を工夫して、自分というパーソナリティとも合わせて、自分らしく届けようとすることがより大事なのではないかと思っている次第です。その方が共鳴が起こり変化が生まれると考えています。 前置きが長くなりましたが、続いてのブログ記事では、この「心身調和六法」の中身について見ていきたいと思います。加えて、私たちの肉体が精神にもたらす影響も探っていきたいと思っています。 |
Author Wataru Soda Archives
11月 2024
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