-整形外科での受診後に-
膝が痛くで動く気になれません...首や腕とは違い, 体重を支えて動き続けなければいけない膝はそこが痛むと日常生活に大きな支障が出てしまうことは明白です. では膝の治療のために注射を打つだけでいいのでしょうか. その時の回復は見込めても器質的(膝の関節やその周りの筋肉)には何も変化は起こっていません. そこで, 病院で治療を行なったあとにするべきことは, 膝関節の正しいトレーニング&ケアを実践していく必要があります. -ひざ痛はいつ起こったのか- よくあるひざ痛の1つに変形性膝関節症というものがあります. 膝の骨の形が変わってしまい, その周囲の軟骨などが削れて痛みがでる症状のことです. しかし, これはある時の一瞬の出来事とともに起こったわけではありません. 階段から転んで膝を打ち付けた"転倒"や, ラグビーをしている最中にぶつかった"衝突"などは「外傷」といいますが, 疲労や使いすぎ, 間違った使い方によることが原因で起こる「障害」とは訳が違います. 「障害」はちりもつもれば...方式により, 日々の小さな積み重ねによってその症状が深刻になっていきます. 一刻も早い根本的な対応が望まれます. -ひざ痛には4つの対応が求められる- 膝関節はふとももの骨と膝下の骨のくっついている部分です. 骨と骨をくっつけているのは靭帯と筋肉です. 靭帯はトレーニングをして強靭にする!ということは難しいので, 筋肉にアプローチをするべきです. その筋肉をどうするかというと, 膝関節周囲の筋肉を鍛え安定した関節にするために①筋力トレーニング, そして, 膝関節がしなやかに動くようにするために②ストレッチをしてこと, および, 歩く時の衝撃を和らげ膝にかかる負担を減らすために③膝下と足裏のケアが求められます. 最後に過体重の場合は④減量により膝にかかる負担を減らすことも行います. -Navigateではどうするの?- パーソナルトレーニングでは, 一人ひとりの身体の状態に合わせて何が一番必要なのかを精査することから始まります. 筋肉が硬いのか弱いのか, ももうらが硬いのかふくらはぎ, 足裏が硬いのか. O脚やX脚になっていないか, はたまた股関節が悪くなっているから膝にストレスがかかっているのかなどをみていきます. しかし, やることは至ってシンプルです. 正しいフォームでの筋力トレーニングと必要なストレッチが基本です. 筋肉に対するアプローチと, 関節に対するアプローチを行なっていきます. 関節に対するアプローチとは, 骨格を正しい位置に戻してから, エクササイズを積んでいくということです. 正しい骨格の上にしか正しい筋肉はつきません. ひざ痛を吹き飛ばし, いきたかった旅先や, やってみたかったことに挑戦してみませんか? 痛みを気にしなくなった自分自身の新たな可能性に期待してください. |
Author Wataru Soda Archives
11月 2024
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