-色々な肩こり, しかし-
一体全体, 肩こりはどうしてなってしまうのでしょうか. ここでは3つの肩こりパターンを紹介します. これらのパターンは単独よりも組み合わさった複合的な状態が見受けられます. 1) インナーマッスルの筋力が低下する. 2) 肩関節周囲の筋肉が不活発になっている. 3) 骨盤が正しい位置に定まっていない 以上のことがよくあるパターンとして見受けられます. まず, 1) インナーマッスルの筋力が低下する. からみていきましょう. インナーマッスルとは, 身体の内側にある筋肉です. もっと言えば関節近くにある筋肉です. 骨と骨の近くにくっついています. 一方のアウターマッスルは, 身体の外側に位置しています. インナーマッスルは関節を安定させる役割を果たし, アウターマッスルはダイナミックな動きをする役割を持っています. そのインナーマッスルが弱くなってしまうと,骨と骨をくっつける力が弱くなるので骨と骨が離れてしまいます. すると, それを補うかのように, いつもはダイナミックな動きをしているはずのアウターマッスル(僧帽筋)がインナーマッスルの筋肉の役割「関節を安定させる(骨と骨をくっつける)」という役まで担ってしまいます. これでは, いつもアウターマッスルが頑張りすぎてしまうことになり, 疲労困憊という事態が続いてしまいます. これがいわゆる肩こりなのです. 一人で何役もこなさせるときつくなるわけです. 続いて, 2) 肩関節周囲の筋肉が不活発になっている.をみていきましょう. 実はこれは, 1)で出た話とリンクしています. インナーマッスルが弱くなる理由は, はっきり申し上げて使っていないからなのです. ですので正しい使いかたで動かせば筋肉はついてきます. 最後の, 3) 骨盤が正しい位置に定まっていない. は一体どういうことなのでしょうか. 例えば, 骨盤が思いっきり前に倒れている状態だったとしたら腰は反ってしまいます. 反対に後ろに倒れている状態だったら腰は丸くなってしまいます. 骨盤の傾き具合(前傾/後傾角度)は背骨の位置を決定します. 背骨の位置は肩甲骨や頭部の位置を決定します. となると, 骨盤が正しい位置にいてくれないと, 肩甲骨・頭部・腕は不良ポジションで固定されてしまうということです. 本来あるべきところに骨がないというのは身体を支える上では非常に非効率です. とても疲れやすい状態に陥ります. これが3つ目の肩こりの原因です. まとめると姿勢は大切ですよ. ということですね! -Navigateではどうするのか- Navigateでのトレーニングでは, 肩こりをなくしたいです!というご要望に対して, あらゆる面から考慮した最善のプログラムを提供します. 上記の理由に合わせて, 正しい姿勢をキープできるようにするための体幹トレーニングや, 血液循環を活発にする首回りのストレッチなどをお伝えしています. 対処療法ではなく根本的な解決に向けたアプローチを行います. また, 肩こりとなると自分自身で行っていくセルフケアも非常に大切です. なんでもそうですが, 人がやってもらうだけではなかなか変わることはないものです. 実際, Navigateにお越しになっている方は, "様々なところ"へ行ってきたけど, 結局自分で何かしないとダメなんだな, と気づいている方が多くいらっしゃいます. ですが, 自分で自分の身体をコントロールできる感覚にハマっている方も多いです. 誰かにお願いすることも必要かもしれませんが, 自分でもやってみる!そう思えるとますます健康になりそうですね. 肩こりから抜け出してストレスフリーになり, 仕事やプライベートがますます充実したものになりまうように. |
Author Wataru Soda Archives
9月 2024
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