みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。一年を通しても最も寒さが厳しくなる時期かと思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?ご体調を崩すことなく、温かい環境で日々を送れていることをお祈りしております。
さて、いくら暖冬とはいえ、寒いとつぶやくことがない日はないというほどに、寒くはありませんか?冬だから当然でしょうか。私は、節分前後の日が最も寒い印象を持ちますが、この寒さあってこそ、春の訪れを待つ味わいも深まりますよね。しかしながら、そんな冬に、毎年のように悩まされること...それは「手足の冷え」ではないでしょうか。心臓から最も遠い位置にある部位ですので、温かい血液が遠い箇所まで運ばれることなく、冷め切った状態では届けられてしまい、常に冷たい状態が続くことは辛いですよね。 動けばいいとわかってはいるし、暖房器具を備えればいいことも承知しているし、温かい飲み物などで改善しようとする努力もこれまでいくつもトライしてきましたよね。他にもビタミン剤や漢方など、様々なアプローチを試みた方もいらっしゃるかと思います。 この種のお話は、まさに千差万別でありますので、あの人は合ったみたいだけど、私には合わない。そんなことがよくよくあります。ですので、もし、上記の内容を行ってみたけれども、何の変化もなかった方は、これからお話しすることをまたご自身の実践生活の中に取り入れられてみてください。もしかすると、新たな気づきが起こるかもしれません。その観点はたった1つです。 冷えを改善するためのたった1つの観点 「温めるべき部位は体幹」 さて、冷え対策として代表的な方法として、「足首、手首、首」を温めると聞いたことはありませんでしょうか?末端部分の”首”といわれる部分をあたためることによって、体温が外に逃げないという発想ですね。これは、多くの人も、確かに!と頷けるかと思います。ですが、血液の流れの出発地点は心臓です。この心臓部分が冷え切っていたら、そこから最も遠い位置に血液が送られるときにはもうキンキンに冷たくなってしまっているはずです。お風呂の冷めた湯を、頑張って保温してもあまり意味がないことと同じです。 そこで、まずもって、おさえていただきたいことは、「体幹を温めておくこと」です。心臓はまるで体の”炉”のような存在です。この炉がしっかりと温まっていないと、体の末端に向かう熱い炎も充分な力を持てません。囲炉裏や、暖炉の中心にある炎が元気でなければ、そこから放射される暖かさも弱まりますよね。同じように、私たちの心臓がグラグラと燃えていなければ、全身に送り出される熱も不足してしまい、手先や足先が冷えることにつながります。手足の四肢は、まるで暖炉の周り(離れたところ)にいるようで、心臓から発せられる熱を待ちわびていると言えます。ですので、この中心部を温めること、これが何よりもおすすめです。基本・根本を抑えた上で、他のあらゆる方法も活きてきます。つまり、このベースができた上で、「足首、手首、首を温める」も活きてきます。 特にこの時期、ダウンベストなどは、軽量でありながらも保温性が抜群にいいので、素材を選ぶという視点も忘れてはなりませんね。私も外でのランニングには、これ専用のベストを一枚羽織りますが、これがあるかないかで気温の感じ方が全然異なってくるのです。 さて、以上はデスクワークや自宅にいるときにもおすすめしたいポイントでした。 今日のお話は、「温める」という発想において、基本となる土台部分です。この土台がきちんと定まっていれば、その他のアクションも効果性を発揮してきます。みなさんが、いつもの冬よりもちょっと暖かく、穏やかな生活を送れることを願っております。 それでは、お互いに体調には十分に気をつけながらこの冬を穏やかに過ごしていきましょう。 春の到来を楽しみにしながら、この冬も楽しんでいきたいですね! Navigate 早田 |
Author Wataru Soda Archives
1月 2025
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