謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中はNavigateをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 2025年という新しい年が、皆さまにとって希望に満ちた輝かしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 皆さまとのご縁の深まりと新たな出会いを益々楽しみにしております。 Navigateが提供するプログラムや場を通じて、心身共に成長し、心地よい変化を実感していただけるよう全力でサポートしてまいります。 新年が幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。 敬具 Navigate 代表 早田 航
-- 【グループレッスンのお知らせです】 現在、Navigateでは4つのレベル別のグループレッスンを開催しています。 Class101エントリークラス Class201アドバンスドコース Class251アニマルフロー Class301コアトレーニング 運動を改めて再スタートしようかなあ〜という方にはClass101がオススメです。 続く写真にクラスのスケジュールを掲載させていただきます。 ご予約は、こちらのNavigate 公式LINE、またはNavigate 予約専用サイトから承っております。 年末のご挨拶 平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も皆さまの温かいご支援のもと、Navigateは充実した一年を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。 さて、今年を振り返る中で特に思い出深いのは、新たな場所で再スタートを切ることができたことです。「場にはエネルギーが宿る」という言葉がありますが、まさにその通りで、日々この空間が愛着のある場所へと育っていることを実感しています。私自身、この場所に足を運ぶたびに居心地の良さを感じ、皆さまと共に過ごせることへの感謝の念が溢れてきます。 先ほど、スタジオに設置しているマシンのメンテナンスを行いました。それぞれのマシンに触れる中で、導入当初の熱い思いや期待がよみがえり、今では「相棒」と呼べる存在になったことを改めて感じました。日々のセッションを通じて、このマシンたちが持つ可能性を引き出しながら、「こんな機能もあったのか」と驚きや発見が続く喜びを味わっています。 来年はさらに、トレーナーとしても学びを深める一年にしたいと思っています。全国で活躍するトレーナーや世界をリードする方々からの刺激を受けつつ、目の前のセッションやクライアントの皆さまから学び続ける姿勢を大切にていきたいです。 また、新たな肩書きの「ウェルネスファシリテーター」としても、学びを深めるべく、業界横断的に異業種の方々との出会いを通して、新しい視点や風を取り入れていきたいと考えています。 社会的な出来事への思い 一方で、この一年の終わりに胸を痛める出来事もございました。隣国の韓国で発生した痛ましい事故は、私たちに多くのことを考えさせます。自然現象として片付けるのではなく、どのような仕組みがこの悲劇を招いたのかを「問い続ける」ことが、失われた命と遺族の方々への誠意ある行動ではないでしょうか。 もし着陸時に余裕ある対応が可能だったら、滑走路の変更や発着のスケジュール調整ができていたら――。そういった「選択肢が持てなかった」背景には、効率化や極限化を追求するシステムの歪みがあるのではないかと考えてしまいます。 (現場を知らない身ゆえ、的外れな指摘となっているかと思います。ご容赦ください。ただ、悲痛の思いにいる一人の人間として何か立ち上がらねばと思うのです。) 私たちは、時に立ち止まり「人間らしい温かさ」や「スペース」を大切にするべきではないでしょうか。バートランド・ラッセルの言葉にあるように、「人間の幸福は、制度が正しいかどうかに依存する」のです。より良いシステムの構築には、私たち一人ひとりの理性と倫理観が不可欠です。それは、ドラッカーが指摘した「インテグリティ(高潔さ)」という言葉もひとつの標語にできるかもしれませんし、「ノブレスオブリージュの精神」でも良いでしょう。 つまるところ、今一度、人間に宿る「善」と「美」を見出す時が既にきているのです。 年末の感謝と新年への抱負 本来であれば、この場では弊社の取り組みを支えてくださる皆さまへの感謝を述べるべきところですが、あまりに心を揺さぶられる出来事に触れずにはいられませんでした。どうか、この思いを共有していただけることを願っております。 寒さが厳しさを増す折、どうぞお身体にはくれぐれもご自愛ください。 新しい年が皆さまにとって実り多き穏やかな一年となりますようお祈り申し上げます。 年末年始の営業のお知らせ 【年末営業終了日】2024年12月31日(火) 【年始営業開始日】2025年1月4日(土) 本年も大変お世話になりましたこと、改めて御礼申し上げますとともに、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 感謝と一人ひとりの幸福を願って Navigate 代表 早田 航 みなさんこんにちは。ナビゲートの早田です。
毎日がそうなのですが、本日も感動的なセッションを体験しましたので、ご本人の承諾も得てここに記録したいと思います。 実はここで登場する20歳の女性は、以前のブログにも登場してくれました。成人式のためにダイエットを決意し入会することになった彼女は、現在は通い始めて3ヶ月と1週間になります。 そのプロセスにおける数字の変化の大きさは目を見張るものがあるものの、それよりも深い喜びがある”成長の本質”を今回ここで語らせていただきたいと思います。 -自己中心的から他者中心へ- 彼女は中学生の頃、大好きだった柔道に没頭し、ハードな練習もハードと思うことなく、相手を倒すときの快感や試合で勝つことの喜びに溢れていた時期を過ごしていたといいます。しかし、いつの間にか、練習をすることや試合に勝つことが、自分のためというよりも指導者の期待に応えたいという思いに変わり、いつしか柔道そのものも好きではなくなってしまいました。それが、当時の彼女の大きな出来事でありました。その時も、最も応援してくれていたのがお母様であったといいます。きっと、彼女の柔道に対する気持ちと、誰かの期待に応えたいという気持ちも深く理解しながら、今は応援するしかない。という複雑な想いで応援していたのは想像に難くありません。 -サポートしてくれる人の応援の仕方- そんな時代があったことも、いつの日かは思い出すことは少なくなり、成人式が迫ってきたこともあって、ダイエットを始めました。ダイエットをしていく中で、自分のために自分の時間を作って努力を重ねていきました。そして、彼女が最も成功できたことはお母様の存在だといいます。 食事のサポートや存在としてのサポートが彼女を支えてきました。ヘルシーな献立に加えて、言葉掛けも寄り添ってくれているといいます。「残っているから食べて」ではなく「無理しないで明日食べるといいね」だったり、食事以外の運動についても、一切、運動してきたら?ストレッチはした?歩いてきたら?と言葉掛けをすることはないといいます。 実は、サポートしている側にとって、これほど難しいことはないと私は考えています。せっかく始めたんだから頑張ったら?と期待が全面に出過ぎる時、私たちはこのような状況に陥ってしまうことも珍しいことではありません。 サポートをするときに最も大事なことは「何もしないことをする」ということなのです。Yさんのお母様はそのことを中学生の頃から大事な在り方として体現し続けていたのでしょう。 -他者中心から真の自己中心へ- 「今は、完全に自分のためにやっています」「他人の期待よりも自分が納得することを選びます」この2つの彼女のコアメッセージは私の胸にも強く響き続けています。そして、このエネルギーの源泉は、当時の彼女なりの”挫折から生まれている”ものです。あの時、強い選手はただただ、大好きな柔道を自分のために楽しんでいたことを彼女は知っています。そして、今再び、彼女の”人生の問い”が早い形で2回目の挑戦として目の前に現れてきました。「今度は自分のために頑張れるのか?」と。あの時の挫折は、実は、今を成功にするための糧となってYさんの進歩を支えてきているのです。その問いに対しての答えは、『当時も含めて、無駄なことは一つもなかった』というYさんの力強い言葉に表れています。 -癒しは成長からも起こる- 私はこれまで、変化のためには「成長」と「治癒」の2つの側面があると思っていました。成長欲求と自己受容のようなものです。しかし、彼女の場合はより本質的に真の変化を遂げました。 成長と自己受容が同時に進んだのです。このプロセスは、私たちに「問題は挑戦の中で自然に解決される」ということを訓えてくれています。 さて、選んだ道を正解にできるかどうか。過去の自分を受容してあげられるか。自分の内なる声を聴けてあげられているか。私自身が彼女との時間を共に過ごす中で、何度も自分に言い聞かせている言葉です。 そんな彼女は現在、小学生の頃に通っていた柔道教室に行って恩師に挨拶に行こうかなと言っています。当時の挫折は、支えてくれた恩師に不義理をしてしまったのではないかと思っていたようですが、今ではまた向き合えるかもしれないと感じているようです。 彼女はいまだったらもう一回、柔道が好きに思えるかもしれないとも感じていることが成長の証でありますし、そこには、やっぱり柔道が好き、だけではなく、当時の自分に感謝するという意味が込められているようにも感じます。 中学生以来、その袖を通していない柔道着は、サイズこそ今の身体には不釣り合いかもしれないけれど、柔道が大好きだったころの当時の笑顔とは何一つ、変わっていないはずです。 Yさんのように、自分らしく生きるということは「取り戻すだけ」であることを今一度再確認させていただく機会に恵まれました。 このような時間を過ごすことは、私の成長欲求をより強めてもらえています。 いい循環が巡っています。 2024/12/11, 羽田空港へ向かう空の上で 「ウーム・サラウンド」プロセスワークショップとの出会い 私が「ウーム・サラウンド」プロセスワークショップに参加することになったのは、これまでの「トレーニングジム」の形態から、これからは「ウェルネススタジオ」として空間を再構築していこうと決断したことがきっかけでした。 ウェルネスという言葉は、ともすれば漠然とした表現として受け止められるかもしれません。それはあまり、具体的なカタチを持ちにくい概念だからです。しかし同時に、場づくりにおいて重要なのは「目に見えないもの」だと気がつき始めました。 つまり、提供している具体的なサービスを磨くだけでなく、提供している「人・場・空間」そのものを磨く必要があるのではないか、と考えたのです。 (早々にも余談ですが、関連する話として私が現在習熟に努めている分野でも、「何をするか」よりも「どうあるか」が、関係や場において、より良い共鳴を生むと言われています) こうして私は、ウェルネス空間として「真に安心できる場」とは何かを模索することになりました。 静かでパワフルなレイのワークショップ そもそも、このワークショップは、1992年にレイ・カステリーノ氏が開発した小グループ形式のプロセスで、出生前や出産、幼少期に受けた心身の影響を探る機会を提供しています。 私たちは通常、2歳未満の記憶は忘れ去られたものと認識しがちですが、レイ氏はアメリカで助産師として働く中で、「本当にそうなのか?」と疑問を持ち、ここを探求していくことになったのです。結果、2歳未満であったとしても、お腹の中にいた時でさえも、様々な影響を受けていることが明らかになってきたのです。 さて、ウェルネススタジオやトレーニングを提供する場としては何ら関係のないワークであるかのように思われるかもしれません。ですが、このワークショップを主催する知人の後押しもあり、「安心安全が必要とされる究極の場」を体感したいと思いました。 体験を通じて見えた「安心」の感覚 講師1人(韓国生まれ、アメリカ在住)、ファシリテーター1人、通訳一人、参加者4人の計7人で行われるこのワークショップでは、一人ひとりが自分のペースで幼少期の無意識のパターンや、これからの人生の意図を探求していきます。その意図は、幼少期のトラウマ(無意識を含めたもの)を癒し、現在の行動や人間関係に新たな選択肢をもたらすことです。 そこで私が体感したのは、タイトル通りまさに「子宮で包まれる」ような、穏やかで安らかな空気感でした。それは、最初は麻のように粗かった人と人とのつながりが、徐々に綿になり、最終的にはシルクになるようなものでした。とても滑らかで居心地の良いいつまでもそこに居たくなるような静けさをともなったもので、呼吸が深く吸えて、体の重心が下に下にと落ち着いていくような感覚です。 ここで、このワークショップで学んだ「8つの原則」をご紹介します。これらは、人と人が健康的な関係を築くための基盤です。詳細はレイ・カステリーノ氏の公式HPでご覧いただけますが、ここでは私の体験を踏まえた解釈も交えて記述します。 -8つの原則- 1. WELCOME(歓迎) 私たちは、みんなをかけがえのない存在として歓迎します。身体的な特徴や感情、思考のすべてを含め、そのままの「あなた」を受け入れます。 2. MUTUAL SUPPORT AND COOPERATION(相互サポートと協力) 競争や押し付けではなく、お互いを尊重し、励まし合う関係性を大切にします。ここでは一切の比較などは必要ありません。 3. CHOICE(選択の自由) 一人ひとりが自身の体験を感じ取り、選択肢を尊重するペースで進めることを推奨します。「いいえ」「まだわからない」という選択肢も受け入れることで、お互いの心にスペースが広がっていきます。 4. SELF REGULATION – THE PAUSE(自己調整:間を取る) 体験を一つひとつ統合するために必要な「間」を大切にします。心の中でのざわつきやその過程が落ち着くまで、共に居て、見届けることを大事にします。波が立った時と、波が最後まで引くことを見守るように。 5. SELF CARE(セルフケア) 自己のケアは個人やグループの全体的な健康を支える重要な柱です。自己犠牲的にその場を振る舞うことは真の変容を遂げる際の障害ともなりかね無いのです。誰かのセルフケアが、他の誰かのケアにも繋がります。 6. BRIEF FREQUENT EYE CONTACT(短い頻繁なアイコンタクト) アイコンタクトを通じて、協力と相互理解を深めます。言葉としての言語ではなく、存在としての言語がこのアイコンタクトには宿ります。 7. TOUCH AND ATTENTION(タッチと注意) 注意深く、選択肢を尊重しながら触れることを心がけます。触れることや触れられることを許可を求めたり、断ることはお互いの境界線を尊重し、大事にしているという意識の表れです。 8. CONFIDENTIALITY(秘密保持) お互いの体験や話を尊重し、必要に応じて許可を得て共有します。どんな些細なことでも、それはその個人にとってとても大事な秘めたものであったかもしれません。 安心感がもたらす「真剣に生きる」基盤
文字で読むと「当たり前」と感じられる部分もあるかもしれません。しかし、体験とは、頭で理解するだけではなく「体で経験するもの」だと気づかされました。 これまで「安心・安全」という言葉にやや懐疑的だった私も、このワークショップを通じてその重要性を再発見しました。安心は理想論ではなく、再現可能で、現代で見失われつつある人間の本質的な可能性そのものだったのです。そこから派生して感じ取った最重要ポイントは、私たちが真剣に生きるためには「心の余白」が不可欠だということに気づいた点です。 ここでいう「真剣」は、「人が自分の内なる声に耳を傾け、素直に語り、考え、選び取ることができる状態」を指します。さらに「安心」があるからこそ、人は自分のペースを尊重できます。また、心から「守られている」と感じられる空間があることで、ようやく自分自身と向き合い、他者と本質的な対話をする余裕を持つことができるのです。 この「安心」という土壌は、人間のウェルビーイングを育む基盤そのものであることに気づきました。安心とは、ただ心地よいだけの状態ではなく、挑戦の起点であり、共感を深める酸素のようなものであり、変容を促す触媒でもあります。それは、私たち一人ひとりが互いに築き上げていくものでもあるのです。 みなさんも感じているように、「真剣に生きる」ということは、とても難しいことです。それには、自分を守る殻を脱ぎ捨て、素直でいられる「安心」という基盤が不可欠です。この気づきは、私の人生観だけでなく、ウェルネススタジオの在り方そのものにとっても、大切な示唆を与えてくれました。 -- ここまで、熱が入りすぎたのかとても長くなってしまいました。 さて、ここで学んだことが、これからのスタジオ運営に具体的な影響がでるのはまだ先かもしれません。ですが、スタジオ内外で関わる皆さんとの交歓の中で、きっとなにか変わっていくのだろうなという予感がしています。それまでの過程もお一人おひとりとの対話によってゆっくりゆっくり歩めていければと思います。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私はあまりクライアントさんの事例を語ることは多くありません。その理由は、誰か一人のエピソードをお話しすると、その話のインパクトがあまりにも強い場合、固定的な印象を与えてしまうことを避けたいと思っているからです。 「このスタジオではそういうものを提供している」「こういう結果を目指す場所だ」と、特定の印象を与えてしまうことがあるからです。スタジオに通われる方一人ひとりの願いや想いは千差万別なのに、あたかもゴールが一つであるかのように見えてしまうことを避けたかったのです。 しかし、今回の例は、私が理想とするウェルネスを見事に実現してくれた方なので、ご本人の承諾も得た上でお話しさせていただくことにしました。 お話50分、運動10分 今回の主人公は、最近20歳を迎えたばかりの素敵な女性です。お母様のご紹介で来られたYさんは、当時19歳でした。20歳の成人式に向けてダイエットを希望し、当スタジオに来てくれました。当初は「エステサロンに通うのか、ジムでのきつい運動で痩せるのか」で迷っていたと言います。ジムでは無理やりメニューをこなしながら必死に頑張るというイメージがあったようです。 ですが、「あれ?ここの"ジム"では全然、筋トレもストレッチもしないんだ」と分かって驚いたと言います。 結果としてYさんは現在、体重が58.8kgから49.2kg(マイナス9.6kg)になり、体脂肪率も33.4%から26.8%(マイナス6.6%)に減少。体脂肪量も19.7kgから13.2kgに(マイナス6.5kg)減りました。 9回のセッションでこの結果ですので、来るたびに1kgずつ体重が「勝手に落ちていった」という具合です。高校生まで柔道家として過ごしてきており、筋肉質でガチガチだった筋肉も、みるみるスラリとした伸びのある美しい質感になってきて、今ではお腹にも綺麗なラインが入っています。 「全然辛くないんです」 体脂肪だけでも、お米5kg分が体からなくなったと言えば、その変化の大きさが伝わるでしょう。お会いするたびに笑顔がどんどん素敵になり、彼女の雰囲気が輝いていく姿を見られることは、ウェルネスファシリテーターとして本当に嬉しいことです。 何気なく「最近、何か楽しいことある?」と聞いたところ、「今が最っ高に楽しいです!数値が変化したのも嬉しいですが、それ以上に、自分のやっていることと、自分ができることに気付けたことが最高に嬉しいです!」と話してくれたのが印象的でした。 成功に導いたたった一つの「問い」 彼女が何をしたのかというと「ごく普通の取り組み」です。食事、運動、ライフスタイルにおいて、当たり前のことをコツコツと実践しているだけです。しかし、彼女が強調しているのは「マインドセットを変えたこと」だと言います。 ダイエットと聞くと、その期間中に大盛りの牛丼をお腹いっぱい食べるべきか、食べない方がいいのか、と悩むことはあるでしょう。少し運動する方がいいのか、自宅でゴロゴロする方がいいのか、悩むこともあるでしょう。 つまり、実は心と体は「何をすべきか」を知っているのです。Yさんは、いつも自分に問いかけていたと言います。「私が本当になりたい自分になるために、今何を優先するべきなのか?」と。この鋭い内省と正直さが、彼女の結果を生み出しているのです。 唯一、行っていること 一方、私が行っていることは、彼女の思考を整理して、どんな感情でいられることが、自分らしくなれるのかを毎回聴いていることです。そして、その時の感情を一緒に味わうこと。言うなれば、マインドとハートを整理整頓して、彼女の活動のエネルギーがギュッと焦点化されていくことを支援させてもらっています。 トレーナーから筋トレを教わらなくてもいい 実際、私がお伝えするトレーニングやエクササイズはセッションごとに2つか3つだけ。彼女はYouTubeでストレッチやトレーニングを検索し、自分で取り組んでいます。食事も、ネットを使って自分に合うものを選んでいます。彼女は既に、世の中に「答え」が溢れていることに気づいていますが、同時に「答え」だけではうまくいかないことも理解しています。多くの方も、心のどこかで「何をやればいいかは分かっている。だけど、それ“だけ”ではうまくいかない」と感じているのではないでしょうか。 彼女が手に入れたかったのは、引き締まった体や成人式に向けたダイエットではなく、自分が輝く方法でした。彼女にとっての結果とは「最高の人生だと全身で実感し、輝くこと」だったのだと思います。私の言葉で表現するなら、彼女が自身の「ウェルネス」に出会えたということです。千差万別のウェルネスに出会えるウェルネスコンサルティングは、一人ひとりの輝きで満ちています。
みなさんこんにちは。ナビゲートの早田です。
10月末に綴っているこのブログですが、今朝自宅を出てみると、「お、今日は秋を感じるなぁ~」となんとなくその気配を感じていました。すると、すぐそばには金木犀があり、「なるほど」と合点がいったわけです。少し前までは銀杏の香りが漂っていたのに、季節はもう移ろいでいるのですね。 毎月、毎日、毎時、毎分、粛々とその時を待ち、時期が来たらその役目を果たす自然のあり方には、考えさせられることが多々あります。いずれにせよ、金木犀の香りがふわっとこちらに届いた時には、ゆっくりと深呼吸をしたくなりますね〜。 さて、先週ようやく私自身の肩書きが定まりました。「定まった」とはいえ、移ろいゆくものですから「暫定的に」という言い方がよいかもしれませんが、ひとまず12年間の干支が一巡するくらいはこれでいこうと思えた肩書きを据えることができたのです。それは「ウェルネスファシリテーター」という新しい肩書きです。ウェルネスをサポートし、応援し、支援するというニュアンスが込められていますが、この「ウェルネス」とはそもそも「人々の人生の輝き」を意味しています。 これまでは当然のことながら「パーソナルトレーナー」という肩書きをつけていました。パーソナルトレーニングを提供する者として、2013年7月にスタジオをOPENしてから今日まで11年と5か月が経つ中で、「筋トレやストレッチを通して私は一体何をしたいのか?どうなっていきたいのか?何を提供できているのか、また提供していきたいのか?」と悶々と考えてきました。 徐々にですが、良い意味で、フィジカルに的を絞りすぎている自分に葛藤が生まれてきました。その葛藤とは、私がこの生を受けている期間、他者との出会いの中で成し遂げたいことは、それぞれの「人生が健やかで輝くひとときとしたい」という想いです。それにはきっと、筋トレやストレッチだけにとどまらない「在り方」も必要だと思えてきたのです。 フィジカルのウェルネス、メンタルのウェルネス、コミュニティのウェルネス、個人の成長のウェルネス、家族のウェルネス……さらに言えば、キャリアのウェルネス、ファイナンスのウェルネス、関係性のウェルネス……など、人が輝き、幸福だと感じられるときには、何か一つの“健康”状態を手に入れるだけでは不十分であることに気付かされました。 これまで自分は、数あるウェルネスのうちフィジカルに特化してきたわけですが、今後は自分の興味関心に衝き動かされながら、私にできるウェルネスの提供にも幅を持たせていきたいと思っています。そのためには、私一人では提供できるウェルネスには限界がありますが、私にできないことは、知り合いや他の誰かの協力を仰げばよいとも考えています。それをファシリテート(促進)することで、ウェルネスの幅が広がるはずだと思うのです。 とはいえ、自分の好奇心とその興味関心の源泉は間違いなく、目の前の重要な他者の存在です。それプラス自分の興味関心ごとの追求です。これは綺麗事としてそう表現したいのではなく、幼少期から人を驚かせたり、喜ばさせたりするこに快感を得てきた性分というのが関係しているのかもしれません。(そもそも、自分に関心がないことは、いくら人に喜んでもらえそうなことでもさすがに頑張り続けることはできませんからね..) そんなこんなで、エネルギーの源泉は、これまで出会ってきた方々であり、現在時間を共にしている方々、これから接点を持つかもしれない誰かの存在であります。 そうやって自然と自分の領域と好奇心が移ろいゆくなかで、その時々の輝きを持つウェルネスなひとときをともにできることが私の願いです。目指すところは、究極的には全人格的なWellbeing=ウェルビーイングということになります。そんな豊かな時間を共にしたいと、気持ちを新たにする2024年10月末でした。 そういうことで、新しい肩書きの「ウェルネスファシリテーター早田」をどうぞよろしくお願いいたします! お役に立てる情報ではなかったかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。 Navigate 早田 みなさんこんにちは。ナビゲートのソウダです。
今回はもしかすると、いや確実に?飛躍したお話をしてしまうかもしれませんのでご容赦ください。 テーマとしては、時代に即したフィットネスを再考したいというものです。 それではいきますね♪ フィットネスという言葉の語源は「fit」という言葉に由来しています。fitは「適している」「ふさわしい」という意味を持ちますが、何に対してフィットしているのかを考えてみると、これからの新しいフィットネスの在り方が見えてきたように感じました。今回はそれについてお話ししてみたいと思います。 さて、フィットという言葉を考えると、まずはその「対象」を思い浮かべませんか?つまり、「何に対して」フィットしているのか、ということです。私はまず第一に、「個人」にフィットしたフィットネスとしてのあり方を考えます。つまり、個々人がそれぞれに千差万別のカラダとココロを持つように、一人ひとりが自分にぴったりとくる体に合わせておけば良いという考え方です。 それでは次に、今述べたような個人中心から少し飛躍して「人間中心・時代中心」にフィットするとは、どのような世界が見えるのか考えてみたいと思います。そのためには、今、私たちが生きている時代を比べて考えることで、なんとなく全貌が見えてくるかもしれません。 -ここから話がジャンプします- 私たちが今生きている時代は資本主義の時代です。これを、お金を貯める、資本を蓄えるという観点から身体や筋肉にも当てはめると、これまでの時代は、筋肉を「蓄積する」ことに重心を置いてきたと言えます。資本主義での「蓄財」や「所有」を象徴しているともいえます。 しかし、時代が変わると、特に冥王星が水瓶座に入る時代(特に2024年の11月から)を考慮すると、以下のような流れが予測できるのではないでしょうか? 急に突飛推しもなく、天体の動きを持ち出しましたが、あくあまでも切り口の一つです(笑)
というわけで、フィットネスの「フィット」について考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?あまりにも青写真すぎる展開に驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。特に星の動きを持ち出したときには(笑) 私も普段は天体について何にも考えを巡らせる方ではないのですが、たまたま耳にした星の流れや時代の潮流と、私自身がこれから目指していきたいフィットネスの方向性が重なる部分があったので引き合いに出させてもらいました。 人も変わるし時代も変わりますよね。 余談ですが、私自身が筋肉との向き合い方が変わってきているなあとしみじみ思うのです。 高校時代の「筋トレ中心・競技中心」から大学生の「ムキムキマッチョを目指す(おそらくほぼ誰もが通る..)」時代へと移り、トレーナー活動が始まってきたころには「健康(数値で見る狭義の意味)」へと移行し、ここ数年は「人間中心」「社会中心」へと意識の視線が緩やかに流れているような気がします。そして今では”時代に即したフィットネス”へと移ろいできました。 これも全て、私を取り巻く人たちにもっと貢献できたら楽しいだろうな!という好奇心が原動力です。そのように自分の知識も肉体も、まずはこのスタジオNavigateでシェアできるように溶かしていこうと思います。 今日もこの文字だらけの長い旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。 Navigate 早田 前半では6つのメソッドが出来上がってきた背景についてお話をさせていただきました。それも「結果が出る」にはどうすればよいか。クライアントがトレーナーと時間をともにする以外の場(自宅や職場など)で自身の運動を継続的に、さらには意図を持って運動をしていくにはどういった提案方法がいいのかを模索してきた結果、それらがおおよそ6つにおさまってきたということです。
ここからは具体的な中身について見ていきたいと思います。 全体を通して言えることは、現状の固まりやこわばり、さらには過緊張状態を、ゆるんでほぐして、程よく脱力できた上で、丁寧に動いて上質な筋肉を身につけていきましょうというフローになっています。 ゆるめる そもそも、私たちの体は(心も)緊張状態にある方がほとんどです。過緊張社会ともいえるこの世の中で、心身が程よく緩んでいる方の方が稀なくらいです。だからリラックスが大事なのですが、「力を抜いて」と言われて意識ひとつですぐに抜けるほど、簡単にできることではありません。この「ゆるめる」は、ストレッチポールを用いて、肩甲骨と股関節を中心に脱力を覚えます。どんな上級者でもこのSTEPは外せないほどにNavigateでも全員に行ってもらっています。 ほぐす 筋肉の”緊張スイッチ”がONから、上記「1. ゆるめる」を通してOFFになったところで、筋肉をほぐすチャンスが訪れます。ここでもストレッチポール、タイガーテール、トリガーポイントボール、ピンクボール(Navigate考案)を通して全身をほぐしていきます。この「ほぐす」の下準備を整えることが、この後の「3. のばす」の効果を増大させます。 のばす のばしたい筋肉が温まり、すでにほぐれているところで、今度は伸ばしていきます。冷え切った固まっている筋肉を無理に伸ばしてもその効果はイマイチで、どんな状態の筋肉を伸ばすかが、どんなフォームで伸ばすかよりも大切になります。そして、ストレッチはかける時間が何よりも重要であり、ひとポーズ20秒間で行います。この少し長めと感じる(かもしれない)時間で行うことによって、脳と筋肉で調和が図られ、柔軟性が定着していきます。 うごかす ここで行うことは、「動的ストレッチ」です。筋肉だけではなく、関節を意識して動かすことによって、関節部分にある関節包という箇所から潤滑油が産生されます。骨と骨の硬いもの同士を連結させる部位には”油”が必要です。筋肉の状態も整え、関節の状態も万全になったら、あとはいよいよ”鍛えるだけ”です。 きたえる ここまできたらもう8割以上が済んでいます。「済んでいる」というのは、体づくりのために必要なことをやり遂げているということを意味します。そのくらい、「鍛える=筋トレ」は最後の最後で行うことです。しかし、多くの人はいきなりここから着手してしまい、その結果に思い悩んだり、理想としていた体とはかけ離れたものになってしまうことがあります。想像していたよりもゴツゴツになってしまったり、変な筋肉がついてしまったりするのです。 だからこそ、基礎や下準備がここでも大切です。 やすむ 大切なコートや大事にしている靴でも、毎日使い込むよりも寝かせてあげる日が必要です。その方が長持ちしますし、良い状態が長続きしますよね。頑張ることが成果に繋がるだけとは限りません。私が資格を持つアリゾナを本拠地とするEXOSというスポーツ施設も「WORK + REST = SUCCESS」というくらい、鍛えることと休むことを合わせて成功と表現しています。 まとめ:心身の調和を目指して ここまで、「ゆるめる」「ほぐす」「のばす」「うごかす」「きたえる」「やすむ」という6つのステップについてご紹介しました。このフローを通じて、Navigateでは単に筋肉を鍛えるだけでなく、心と体の調和を目指しています。 多くの方が日々忙しい生活の中で、体が固まり、ストレスが蓄積されているのを感じているかもしれません。それを解消し、よりしなやかで強く、バランスの取れた体を手に入れるためには、この6つのステップが鍵になります。 重要なのは、急がず、丁寧に自分の体と向き合うことです。 結果を急ぐことなく、リラックスしながら進めていくことで、体は確実に応えてくれます(必ず結果が出ることがトレーニングを信頼できるところだと私は考えています)。 これまでトレーニングで思うような結果が出なかった方や、どうしても続けられなかった方も、ぜひこのアプローチを試してみてください。初心者の方から上級者の方まで、Navigateのメソッドはどなたにもフィットするように設計されています。 私が目指すのは、一時的な体の変化ではなく、長期的に心身が健やかに保たれるライフスタイルのサポートです。Navigateのトレーニングは、日常のあらゆる場面で役立つ体の使い方を身につけ、健康的で楽しい生活を送るためのお手伝いをします。 では…次のステップへ進んでみましょう。あなた自身の新たな可能性を見つけ、心身のバランスを整えながら、Navigateでのトレーニングを共に楽しんでいきませんか? みなさんこんにちは、Navigateの早田です。最近、グループレッスンやパーソナルトレーニングを通して、多くの新しいご縁に恵まれています。その中で、私自身、そしてNavigateが何をお伝えし、どのような価値を提供したいのかが、ますます明確になってきました。 専門用語を使わず、かといって言葉を砕きすぎない表現で、トレーニングや先人たちの知恵をどう伝えるべきかをずっと考えてきましたが、ようやくその形が見えてきた気がします。 そして、それらは6つにまとめることが出来るということがわかってきました。
さらにこれらは、体づくりの基礎を成し、初心者から上級者までが一貫してこのループに則っていけば、より目的的に意識の照準が定まり、効果性と意欲が増すのではないかと現場感+理論背景としても感じています。 ただ、私が現場と研究の橋渡しとしてこう表現したいだけであり(届くことを切にながってはいるものの)、これまでにも多くの研究機関では数多くの表現がなされてきたことは言うまでもありません。しかしながら、より目の前の一人の生身の人間にどうやったら伝わるのか、響くのか、共鳴が起こるのかはまた別の話であるとも痛感していたのです。 以前、私が師と仰ぐ人も、「教科書で学んだことよりも目の前のクライアントから学んだことの方が遥かに多い」と言っていました。教科書に載っていることをそのまま見て成果が出るのであれば、世の中の健康を求める人はほとんどの人が健康を手にしているはずです。 しかし、その理想像からは幾分キョリがあるのであれば、そのキョリを埋めるには創造的に”表現”を工夫して、自分というパーソナリティとも合わせて、自分らしく届けようとすることがより大事なのではないかと思っている次第です。その方が共鳴が起こり変化が生まれると考えています。 前置きが長くなりましたが、続いてのブログ記事では、この「心身調和六法」の中身について見ていきたいと思います。加えて、私たちの肉体が精神にもたらす影響も探っていきたいと思っています。 みなさんこんにちは。ナビゲートの早田です。 前回の記事では「健康を手に入れるため」に必要なことは、身体にとって心地良いことをすることだとお話しさせていただきました。また、グループトレーニングでは、はじめの1~2ヶ月は筋力トレーニングに入る前にストレッチの重要性を強調し、慣らし期間が大切だということをお伝えしました。 そんなグループトレーニングも、早くも2周目に突入しました。前回の「ほぐし」や「のばし」の効果について、参加者の皆さんからのフィードバックを共有させていただきます。 --のばしているだけなのに筋肉痛が-- ある参加者の方は、ほぐしとストレッチを行った後、筋肉痛を感じたそうです。激しい運動をしていないのに、なぜ筋肉痛が起きたのでしょうか? 実は筋肉痛は、重労働や激しい運動だけでなく、筋肉をほぐしたり、しっかり伸ばしたりした時にも起こることがあります。 筋肉痛は、普段あまり使っていない筋肉や固まっていた筋肉が解きほぐされた際に、その筋肉に急な変化が生じることで現れることがあるのです。これにより、筋肉は一時的に違和感を感じ、その結果として筋肉痛が誘発されることがあります。また、人によってはストレッチ後に熱感を感じることもあります。これは、身体の自然な反応であり、好転反応の一つと捉えていただければと思います。 さて、まだまだ遅くない(いつから始めても筋肉はつきます)体験レッスンのお申し込みもお待ちしております。特に水曜日14:30と木曜日10:30はゆとりがあるスペースと丁寧に指導をさせていただけるので、こちらも狙い目です..♪ 新しいプログラムがスタートし、日々の新しい出会いや発見に胸が高鳴っています。これまでに出会った皆様、そしてこれから出会う皆様とのご縁に心から感謝しつつ、引き続き皆様と共に歩んでいけることを楽しみにしています。 Navigate 早田
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Author Wataru Soda Archives
1月 2025
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